給湯器選定

エコキュートエコジョーズ一般的なガス給湯器エコワンエネファームエコウィル
違いがイマイチわからない、という声にお応えして、これらをざっくり説明させていただきます。
お湯の貯蔵のある/なしで設置面積は大きく変わります。初期費用・ランニングコスト・メンテナンス性を含めて最適なご提案をおこなっておりますので、詳細情報はテクパルまでお問合せください。

エコキュート 概要
1.日本語名称 家庭用ヒートポンプ式給湯器
2.動力源 電気
3.発電機能 無し
4.湯の貯蔵 可能
5.エネルギー効率 3倍/300% 省エネ
6.参考耐用年数 10年

エコキュートは電気を熱源としている点が最大の特徴です。
エネルギー効率が300%のため光熱費が安くなると思われがちですが、短期的な電気代金の大きな節約は難しいかも。。。
オール電化の家だとメリットが最大限に享受でき、ガスの基本料もゼロのため大きな節約につながります。

エコジョーズ 概要
1.日本語名称 潜熱回収型ガス給湯器
2.動力源 都市ガス/LPガス
3.発電機能 無し
4.湯の貯蔵 無し
5.エネルギー効率 95%
6.参考耐用年数 10年

エコジョーズの見た目や機能は一般的な給湯器とほぼ同じです。
無駄な熱を回収再利用するため、エネルギー効率が従来比で15%程度向上しています。
設置スペースも小さく、ランニングコストの削減もできるので、ご導入実績が増えています。
大手メーカーのノーリツさんいわく、年間32,400円おトク!年間CO2削減は杉20本分相当とのことです。

一般ガス給湯器 概要
1.日本語名称 (一般的な)ガス給湯器
2.動力源 都市ガス/LPガス
3.発電機能 無し
4.湯の貯蔵 無し
5.エネルギー効率 80%
6.参考耐用年数 10年

一般的なガス給湯器は、その本体価格の安さが最大のメリットです。
ただ、余熱を再利用できず放出しているため、省エネ性能は劣ります。
オートお湯はり機能などを利用するとランニングコストが高くなるため導入数は減少傾向です。

エコワン 概要
1.日本語名称 ハイブリット給湯・暖房システム
2.動力源 ガス・電気
3.発電機能 無し
4.湯の貯蔵 可能
5.エネルギー効率 150% 省エネ
6.参考耐用年数 10年

エコワンはリンナイが開発したガスと電気の両方のメリットを組み合わせた、ハイブリット給湯器になります。
急いでお湯が必要な際はガスで沸かし、保温は電気で行うことによりエネルギー効率が非常に高くなっています。
エネルギー効率も、1.5倍/150%程度となっており、ガスをたくさん使うという家庭で非常に活躍してくれると言えます。
また、蓄電機能も備えており、ガス供給が停止してもお湯を作り続けることができ、災害時にも強いです。

エネファーム 概要
1.日本語名称 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
2.動力源 ガス
3.発電機能 あり
4.湯の貯蔵 可能
5.エネルギー効率 95% 省エネ
6.参考耐用年数 10年

エネファームは、わが家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。
発電機能が最大の特徴です。(メイン機能)ガスを利用した発電機+(サブ機能)その排熱と蓄電でお湯を沸かすというイメージです。

エコウィル 概要
1.日本語名称 家庭用ガスコージェネレーションシステム
2.動力源 ガス
3.発電機能 あり
4.湯の貯蔵 可能
5.エネルギー効率 85%
6.参考耐用年数 10年

 

エコウィルの機能はエネファームに類似しています。ただ機能順位が逆でメイン機能が給湯器、サブ機能に発電機となります。
給湯する際にモーターが回転し、その力を使い同時に発電するイメージのため貯湯量が満タンだと発電できなくなります。残念ながら2017年9月に新規販売は終了してしまいました。

給湯器の号数とは?

給湯器の号数とは『1分間に水温25℃のお湯をどれだけの量(㍑)を出すことができるか』を表した数値で、都市ガス・LPガス(プロパンガス)を問わずガス給湯器全般に設定されているものです。家庭用の給湯器としては、16号・20号・24号が主な号数で、数字が大きい方がお湯をつくる能力が高くなっています。5号給湯器もありますが、室内用壁掛け式のもので、手洗い専用として利用されます。

給湯器に井戸水!?

静岡県東部は全国でも有数の豊富な水資源に囲まれております。ただ、給湯器を筆頭にキッチンなどに井戸水を使い続けると思わぬ故障を招くことがあります。メーカー出荷時の給湯管やコーティングが水道水以外のものを想定していないためです。給湯器の耐用年数は10年程度と言われていますが、寿命を短くしてしまいます。一部メーカーには特注品で対応している製品もございます。

ガス給湯器やエコキュートが万が一故障してしまったら、こちらのページを参照してください。