トイレ選定

トイレのリフォーム。最も多い悩みは「掃除しづらい」「狭い」だそうです。「そろそろ寿命かな?」を含めて入れ替えの三大動機といえるでしょう。ここではチェックポイントと最新機能についてお話します。

明るくて、掃除のしやすい、この先10年以上安心して使えるトイレ空間を考えましょう

トイレ選びその前に

1.便器の種類
便器は大と小の2種類あります。便ももちろん大小あるのですが、、、「便器」にも大小があります。TOTOはエロンゲート(大)とレギュラー(小)、LIXILは大型サイズと標準サイズという名称です。2000年以降は大型タイプが主流を占めております。便器はそのままで、便座だけ交換するという場合にも各社対応しております。

2.排水の位置と排水心
排水の位置は、パッと見ればわかるのですが、一戸建てには床下への排水が多く、マンションなど集合住宅には壁への排水が多くなっています。それぞれ床排水/壁排水とも言われます。
排水心とは、それらの排水管の中心座標的なもので、ここが大きくズレてしまうとスムーズな置換えができず、ちょっとした割高な工事が入ってしまうことになります。

弊社まで便器型式(便座やタンクではない)をお申し出いただければ、弊社で品番を調べて最適機種がご提案できる準備を致します。
また、営業エリア内なら無料での現地調査も対応しております。

トイレ選び

最新の売れ筋トイレは「タンクレス」「タンクあり」に大別されます。タンクレスは一昔前は超高額というイメージでしたが、ここ最近は価格差が小さくなり、お求めやすくなっています。

  タンクレス タンクあり
広さ ◎広く感じます △圧迫感少しあり
掃除 〇しやすい △タンク回りが大変
見た目 ◎超スッキリ! 〇少しもっさり
水圧 △高水圧が必要 ◎あまり関係ない
停電時 ▲奥のレバー ◎あまり関係ない
手洗い ○別途設置 ○タンク付属
費用 ▲数万円高い ◎洗浄無しも選択可

最新トイレ機能

1.汚れがたまりやすいフチ裏が無くしたデザイン

2.長期間持続する自浄能力

3.少ない水量でしっかり流す

4.除菌機能の強化

5.便座のリフトアップ機能

和式トイレから洋式トイレへの変更

洋式→洋式のトイレリフォームは基本的に撤去と設置、必要に応じて床や壁の変更というシンプルな一日作業で完結します。
しかし、和式→洋式のトイレリフォームは床や壁の解体工事が入り、コンクリートの床を新しく敷設するとなるとその工事の多くは2-4日という工期を要します。弊社単独では和式→洋式トイレの工事は行っておりませんが、信頼できる地元業者さんとともにご提案させていただきますので、お気軽にお問合せください。

トイレの床や壁

トイレの床素材には、クッションフロアが最も多く採用されています。その他にはデザイン性を重視したタイルやフローリングなども採用されています。床へ尿が飛散する・垂れるということはどうしても起こってしまいます。全体のバランスとともに耐水性や抗菌性能等も考慮の上で床を選定してください。
トイレの壁素材には塩ビの壁紙や板材が一般的ですが、防汚性に優れたLIXILのエコカラットなどタイルの採用も進んでいます。
またタカラスタンダードさんは、一般男性が一日3,000滴の尿を飛び散らせていると主張しており(笑)、拭き取りが容易なホーロークリンパネルをトイレの壁と床に猛プッシュしています。